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擁壁工事の㈱マツケン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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工事を安く発注するコツ 分離発注の奨め | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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建設業の高コスト体質 上のイメージ図を見れば多くの説明はいらないと思いますが、建設業の高コスト体質は、「重層下請構造」に起因しています。 多くのお客様は、「良いものを造ってくれれば、相応の費用が必要になるのは当然である」とお考えだと思います。 しかし、上左図の「建設業の下請け構造のイメージ」で工事が発注されますと、ズバリ「中間搾取」が行われる可能性が高く、工事費が高い費用になるケースがほとんでです。 私の経験では最悪で、4次下請けの方と現場で打ち合わせし、驚いた経験があります。(この時点で最低でも4割程度の工事費が消えていると想像します。) では、実際にどうすれば、この「重層下請構造」で、工事を発注しなくてよくなるか? それは、右上の「分離発注のイメージ」で工事を発注することです。 どうすれば、分離発注が容易になるか? 言い忘れましたが、「重層下請構造」にもメリットはあります。 それは、責任体制が一貫していることです。 「ハウスメーカー様」が全ての工事をお客様から請負、自社の下請け業者に仕事を任せることにより、その責任は全てハウスメーカーに集約され、お客様もメーカーの担当者と打ち合わせをすれば良いというシンプルな体制になり、責任の有無やクレームの窓口が、分かりやすくなります。 そこで、このメリットを生かしながらも、分離発注のメリットも追及するためは、どうすればよいのか?そのポイントを記載します。 お客様が、新築住宅を計画したときに、最初に行うことは、数社の大手ハウスメーカ様・地元工務店様から見積もりを取ることから始めると思います。 その最初に見積もりを依頼する際に、 「解体工事・擁壁工事・車庫工事・外構工事」は、分離発注する可能性があるけれどもよろしいでしょうか?」 この一言を言えば、ほぼすべての大手ハウスメーカー様・地元工務店様は、「了解しました。」、「いいですよ。」と言ってくれます。 しかしまれに、了解してくれない場合があります。その場合は、分離発注をあきらめるか、見積もりを依頼する工務店を変えるかのどちらかしかありません。 また、あまり好ましくないケースは、以下のような場合です。 数社のハウスメーカーから見積もりを取り、その内の1社に内定を出すか、内定後に、新築住宅以外の工事をコストダウン目的で、分離発注しようとするケースです。これを行いますと、ハウスメーカーの担当者は、各工事の利益計画が狂いますので、あの手、この手で、分離発注のデメリットや、自社の技術基準などの話を持ち出し、分離発注を防止しようとします。 しかしハウスメーカーの担当者の立場に立てば、当然の話といえますし、今後の新築住宅完成に向けて、担当者との信頼関係が重要になりますので、このような流れは、可能な限り回避しなければなりません。 そのようなことからも、見積もりを依頼するはじめに、「解体工事・擁壁工事・車庫工事・外構工事」は、分離発注する可能性があるけれどもよろしいでしょうか?」 と問えば、その後分離発注する場合になってもスムーズな流れになります。 万が一、分離発注しようとした業者の見積もりが高い場合は、ハウスメーカー様にその工事をお願いすれば良いだけのことになりますので、お客様にはリスクはありません。 |
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